「自分らしく生きる」ための
介護サービスを目指して
支援員 ユニットリーダー
佛淵 さん
施設での取り組みで”元気になる取り組み”の中に”出来ない事が出来るようになった事例報告”というものがあります。
今まで出来なかったことや、やってこなかったことが出来るようにサポートします。
利用者様達の年齢的にも出来なくなる事が増えていく中でそれらが実現できた時にやりがいを感じます。
利用者様が不穏になられている時や、帰宅願望がある時、またそれらを何らかの形で伝えようとしてくださっているが
どうしたら良いのか分からない(理解出来ない)時があります。
その様な時は他職種に相談したり、ご家族様にも聞き取りを行ってもらった上で
利用者様自身が安心安全に日常生活が送れる様に試行錯誤しています。
利用者様とのコミュニケーションの中でその答えが見えた時や、試行錯誤の結果で落ち着かれたり、笑顔が見られた時に”やってきてよかった”と思えます。
私自身、会話をする時は自分のペースで話をしていた為、早口になりがちでした。
この仕事を始めてからは相手に伝わりやすくゆっくりと話す事、短くわかりやすく伝えるように心がけていました。
今では自然と会話のペースが落ち着き、心の余裕も出来るようになりました。
精神的に不安定な利用者様に頼み事をされた際に「あなたは信用してるから安心して頼み事ができる」と言われた事や
「あなたと一緒に食事をしたい」と言われたことがあります。
感染症が続いている中で実現は出来ていない状態ですが信頼してくれていることに喜びを感じました。
介護の経験や知識を増やし、利用者様方により良いサービスの提供をして満足のいく生活を送ってもらいたいと思います。
そして、今まで得た経験や知識を職員間で共有し、サービス向上を図っていきたいと思います。